2024/12/07
南砺市友好交流協会
12月7日(土)、「留学生×南砺の子どもたち交流in金沢大学」が開かれました。
この催しは、外国につながりを持つ子ども達の勉強をお手伝いする教室「多文化こどもにほんご広場」の事業の一環として開催しています。
南砺市の子どもたちが、金沢大学の留学生の皆さんとの交流を通して異なる文化に触れて、多様性や国際交流への理解を自然に促したり、子どもたちの視野を広げて将来の選択肢を増やしたりすることを目的としています。またその他にも、外国につながる子どもたちの自己肯定感の向上、体験格差解消の一旦など、さまざまな効果があることを期待して開催しています。
南砺市と金沢大学が包括連携協定を締結していることが縁で行われ、今回が3回シリーズの2回目です。
今回は、海外にルーツがあるかを問わず、小学生・中学生の子ども達18名が金沢大学を訪問しました。
留学生は中国、オーストラリア、デンマーク、チェコ、フィンランドなどから来日し、金沢大学で学んでいる9名が参加しました。
まずは学校散策から。生憎の雨でしたが、広い大学構内を少しだけ散策。大学に関するクイズもありました。金沢大学では1000人もの留学生が勉強している事などを聞いて皆びっくり。
その後図書館に移動して、大きな図書館を散策した後、いよいよ交流会です。
留学生の自己紹介では自分の国で通っている大学や、日本の好きなところ、どんな勉強をしているかなどを紹介してもらいました。
その後、グループに分かれておしゃべりタイム。少し恥ずかしがっていた子どもたちですが、留学生のお兄さんお姉さんがやさしくお話を聞いてくださり、だんだん笑顔が増えていきました。
最後には大学の紹介パンフレットや栞のお土産までいただきました。
参加したお子さんや保護者からは、「とてもいい機会で親子共々いい刺激となりました」「日本と違うところなどを知ることができたり、大学についてなど色々なことを聞けてよかった」「世界平和のためにも、国際交流は大事だなと感じました」などの感想が聞かれました。